日本ロボット学会学術講演会(RSJ2026)の HRI オーガナイズドセッションで基調講演を行いました

第44回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2026)のバナー。2026年9月1日から4日、金沢大学 自然科学本館にて開催。

2026年9月1日(火)から4日(金)にかけて金沢大学 角間キャンパスで開催された第44回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2026)において、9月2日(水)、オーガナイズドセッション OS26「ヒューマンロボットインタラクション(HRI)」の基調講演として、研究代表者の稲邑が「Self-Mirroring Twins:自己と他者の間をデザインするヒューマンロボットインタラクション」と題する講演を行いました(講演番号 1C3-01、C室[レクチャーホール])。

講演の内容

本プロジェクトが扱う Self-Mirroring Twins(SeMT)は、ユーザ自身の姿を鏡像として提示するエージェントであり、「自分自身」でもなく「他者」でもない中間的な存在です。講演では、この「自己と他者の間(あいだ)」をどう設計するかという問いを軸に、SeMT の構想と、行動変容・自己効力感・主体性をめぐる本プロジェクトの取り組みを紹介しました。

セッションについて

OS26「ヒューマンロボットインタラクション(HRI)」は、ロボットのハードウェアと AI 技術の急速な進展 ―― フィジカル AI や基盤モデルの登場 ―― を背景に、子どもから高齢者まで多様な人とロボットが自然に関わり合うための研究を議論するセッションです。RSJ2026 では8つのセッション枠にわたって開催され、学術講演会の中でも最大規模のオーガナイズドセッションのひとつとなりました。

日本ロボット学会学術講演会は、国内のロボティクス分野で最大規模の学術講演会です。SeMT が扱う主体性・自己効力感といったテーマを HRI コミュニティの中心的な場で提示できたことは、本プロジェクトが目指す学際的な研究コミュニティの拡大にとって重要な一歩となりました。